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胡蝶蘭コラム

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胡蝶蘭は仏事の供花に贈ってもよい?マナーや注意点を解説

2026年5月15日

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お祝いの場面で華やかに飾られることの多い胡蝶蘭。実は「仏事」や「供花(くうげ・きょうか)」としても多く選ばれているお花です。

しかしお悔やみの場ではマナーやしきたりが厳格なため、「本当に供花として贈ってよいのだろうか」「失礼にあたらないか」と不安に感じる方も多いでしょう。

この記事では、仏事に胡蝶蘭を供花として選ぶ際の基本的な考え方や、贈ってもよいケース・避けるべき場面、色や本数などの具体的なマナーについて詳しく解説します。

初めて供花を手配する個人の方や、ビジネスシーンでの対応に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

仏事に胡蝶蘭を供花として使ってよいのか

結論からいうと、仏事に胡蝶蘭を供花として贈ることは「問題ありません」。むしろ胡蝶蘭は上品な佇まいで花持ちがよく、香りや花粉も少ないため、お悔やみの場に非常に適した花とされています。

お祝いのイメージが強い胡蝶蘭ですが、仏事においては「故人の安らかな眠りを祈り、遺族の心を慰める」という純粋な弔意を示す花として重宝されています。

また水替えや枯れ葉の処理といった日々の手入れの手間が少なく、ご遺族の負担を減らすことができる点も、供花として胡蝶蘭が多く選ばれる大きな理由のひとつです。

胡蝶蘭が供花として選ばれるケース

胡蝶蘭が供花としてもっとも活躍するのは、主に「四十九日以降」の法要です。初盆や一周忌、三回忌といった年忌法要の際に、ご自宅や斎場へ贈るお花として選ばれます。

とくに法人が取引先関係者の訃報に際して供花を贈る場合、胡蝶蘭はその格式の高さから、相手への深い哀悼の意と深い敬意を示せます。また、ご親族や親しい知人の法要で「少しでも長く美しい花を飾ってご遺族の心を慰めたい」と願う個人の方からの贈り物としても非常に人気があります。

胡蝶蘭は敬意を示し、気持ちと配慮がこもった供花になります。

避けたほうがよい仏事の場面

一方で、胡蝶蘭を避けたほうがよい場面もあります。それは「お通夜や葬儀(告別式)」など、亡くなってから間もない時期のお花を選ぶ場合です。

胡蝶蘭は「鉢植え」であるため、「根付く」=「悲しみが根付く(長引く)」ことを連想させるとして、弔事の直後にはタブーとされる地域や風習があります。そのため、お通夜や葬儀の際は、スタンド花やアレンジメント(切り花)を選ぶのが一般的なマナーです。

鉢植えの胡蝶蘭を贈る場合は、四十九日法要のタイミングや「ご遺族の生活が少し落ち着いた後」にお届けするのが、配慮のある選択といえます。

色・本数で気をつけたいポイント

仏事における胡蝶蘭は「白」を選ぶのが絶対的な基本です。とくに四十九日までの期間(忌中)は、色付きの花を避けるのが厳格なマナーとされています。

四十九日を過ぎた後や、生前故人が好きだった色を取り入れたいという場合は、淡いピンクや薄い黄色などを選ぶこともあります。しかし判断に迷った場合はフォーマルな白を選べば間違いありません。

本数については、慶事と同じく「奇数」である3本立てや5本立てを選びます。

日本では偶数が「割り切れる=縁が切れる」として弔事でも避けられる傾向があるためです。一般的な相場としては、法人・個人問わず3本立て(1万5千円〜2万円程度)を目安にするとよいでしょう。

仏事で失礼にならないための考え方

仏事の供花においてもっとも大切なのは、ご遺族への配慮です。胡蝶蘭を手配する前に、まずはご遺族が「供花を辞退されていないか」を必ず確認しましょう。

近年は、ご家族の意向で供花や香典を一切辞退するケースも増えています。

また飾るスペースへの配慮も重要です。

ご自宅へお供えとして贈る場合は、場所を取らないミディ(中輪・小輪)サイズの胡蝶蘭を選ぶと、ご遺族の負担になりません。ビジネスシーンでは、立札に「御供」などの文字を入れる際、お祝い用に使われる朱書き(赤文字)を避け、すべて黒字で記載するなどの細かなルールもあります。

地域の風習や宗派によってマナーが異なることもあるため、不安な場合は手配する生花店や専門業者に相談し、故人とご遺族に寄り添う最善の供花を選んでみてください。

まとめ

「華やかで美しい胡蝶蘭は仏事や供花に向かないのではないか……」
相手を気遣うあなたならではの素晴らしい着眼点です。実際に胡蝶蘭は仏事や供花でもマナー違反になりません。マナー違反にならないだけでなく、供花に適した特徴を持つお花です。

胡蝶蘭の花持ちのよさと質の高さは、仏事や供花ばかりでなくさまざまなシーンでも活躍します。

※胡蝶蘭pressはライター会社株式会社switz(スイス)が運営するサイトです。