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インタビュー

日常の中に、ありのままでいられる場所を。下町イタリアンbiyooonの挑戦

公開 更新 読了約4分
ピザとか、パスタとか、その界隈biyooonの石原夏樹さんの写真

ピザとか、パスタとか、その界隈biyooonは、石窯焼きピザを中心に、下町に根ざしたイタリアンを提供するレストラン。

「誰もがありのままでいられる場所」を理念に、多様性を自然に受け入れる空間づくりに取り組む想いを伺いました。

Q1. 現在の事業内容について教えてください。

大阪の下町エリアで、石窯焼きピザを中心としたイタリアンレストランを営んでいます。
日常使いできる価格帯と親しみやすい味を大切にし、近隣住民の方々にとっての「いつもの食事の場」となることが目標です。

地方からの観光客にも立ち寄ってもらえるよう、地域性を活かした“下町イタリアン”としての空気づくりにも力を注いできました。
テラス席を設け、ワンちゃん同伴も可能にするなど、誰にとっても入りやすい店構えを意識しています。

Q2. その事業を通じて、社会にどのような価値を提供したいと考えていますか?

飲食を通じて、人と人が自然に交わり、安心して過ごせる「居場所」を地域に提供したいと考えています。

性別や年齢、家族構成、価値観の違いによって線引きされることなく、誰もが当たり前に同じ空間で食事を楽しめること。
それ自体が、社会的な価値だと捉えています。

日常の中で多様性を自然に感じられる場をつくることで、地域にやさしい変化を生み出していきたいと思っています。

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Q3. 会社として掲げている基本理念やビジョンについて教えてください。

店の基本理念は、

「誰もがありのまま自分でいられる場所を、日常の中につくること」

特別なメッセージを掲げるのではなく、飲食という身近な体験を通して、多様性が自然に存在する空間を育てていきたいと考えています。

店主がトランスジェンダーであることも、一つの個性。
それが説明や前置きなしに受け止められ、LGBTQを含むさまざまな人が気負わず集える店であり続けたいと思っています。

特別な主張を前面に出すのではなく、日常の飲食体験を通じて、多様性が当たり前に存在する社会を目指しています。

Q4. その理念・ビジョンに込めた思いや背景について教えてください。

トランスジェンダーとして生きるなかで、
「安心していられる場所」「説明しなくても受け入れられる空間」の大切さを強く感じてきました。

飲食店は、人が集まり、会話が生まれ、心が緩む場所です。
だからこそ、その空気感が少し変わるだけで、人の生きやすさも変わるのではないかと考えています。

自らの経験を活かし、無理のない形で多様性を受け入れられる場をつくりたい。
その想いが、今の理念とビジョンの原点にあります。

Q5. 事業内容と理念はどのように結びついていますか?

ピザを中心にした下町イタリアンという、誰でも入りやすい業態。
だからこそ、理念をことさら強調せずとも、自然に体現できるのだと感じています。

テラス席やワンちゃん同伴可といった運営スタイルも、「排除しない」「区別しない」という考えの延長線上にあるもの。

特別なルールを設けなくても、日常の食事の場として多様な人が同じテーブルを囲む。
その風景こそが、店の理念そのものだと思っています。

今回の取材相手

ピザとか、パスタとか、その界隈biyooon
店主
石原 夏樹(いしはら かずき)

大阪・浪速区にて「ピザとか、パスタとか、その界隈biyooon」を営む。
石窯焼きピザを軸に、誰もが自然に交われる下町イタリアンを展開。
「ありのままでいられる場所を日常に」という理念のもと、飲食を通じた多様性の受容と地域の居場所づくりに取り組んでいる。

会社情報

会社名ピザとか、パスタとか、その界隈biyooon
住所〒556-0016
大阪市浪速区元町2-6-22 
設立2025年1月10日
事業内容飲食店事業
公式サイトhttps://yoyaku-biyooon-namba.com/

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